富士通、連結子会社の滋賀富士通ソフトウェアを吸収合併
(画像=New Africa/stock.adobe.com)

富士通株式会社(6702)は、連結子会社である株式会社滋賀富士通ソフトウェア(滋賀県大津市)を吸収合併することを決定し、合併契約を締結した。

富士通を存続会社とする吸収合併方式で、滋賀富士通ソフトウェアは解散する。

富士通は、コンピュータ機器や通信システム、情報処理システムなど手掛ける大手電機メーカー。

完全子会社の滋賀富士通ソフトウェアは、特定金融機関の勘定系システムをサポートすることを目的とし、金融機関との合弁会社として設立された企業。近年においては特定金融機関に限らず、金融分野全般に向けたソリューションサービスを展開する事業環境に至ったことから、当初の設立目的を果たしたとの判断により2022年6月に合併を解消している。

本件により、富士通が持つデリバリー機能と、滋賀富士通ソフトウェアの持つ金融機関向けのサービスノウハウを集約し、さらなる生産性向上を図る。併せて、商品力を強化し、顧客への提供価値向上へとつなげていく。

・今後の予定
効力発生日 2023年4月1日

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(提供:日本M&Aセンター

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