株式会社ヤマダ電機(9831)は、株式会社大塚家具(8186)と資本提携を締結し、大塚家具が実施する第三者割当により発行される新株式及び新株予約権を引き受け、子会社化することを決定した。大塚家具は上場を維持する方針。
普通株式における取得価額は、4,374,000,000円、議決権割合51.74%となる。最終的に新株予約権が全て行使された場合の所有議決権割合は58.23%となる。
ヤマダ電機は、家電専門小売業として、家電をコアに生活インフラとしての「暮らしまるごと」のコンセプトのもと家電と親和性の高い住宅、リフォーム、住宅設備機器、住空間の家具雑貨関係の提案に加え、各種金融商品の提供や不動産情報の提供、カフェコーナー等が一体となった「家電住まいる館」の開発を行っている。
大塚家具は、総合インテリア企業として、世界中の優れた商品を品質に見合った合理的な、適正な価格と充実したサービスとともに提供。ホテル等の大型案件の家具・インテリアを手掛けるコントラクト事業部門を持ち、法人向け事業も積極的に展開している。『「家電から快適住空間」のトータルコーディネート提案』において家具販売のノウハウと人的リソース、品揃えの充実さを持つ。
本提携により、ヤマダ電機は、商品の共同開発、ネット事業による拡販、法人分野での協業の強化等に加え、自社グループ全体として競争力の向上及び経営効率の改善を図り、顧客満足の向上と企業価値の向上を目指す。
●今後のスケジュール
第三者割当による本新株式及び本新株予約権の払込期日 2019年12月30日
(提供:日本M&Aセンター)