ニューホライズンキャピタルの運営ファンド、黒姫グループへ投資
(画像=Looker_Studio/stock.adobe.com)

ニューホライズンキャピタル株式会社(東京都港区、以下NHC)が管理運営するニューホライズン3号投資事業有限責任組合は、株式会社青海(東京都江東区)の株式を譲り受け、青海の子会社である株式会社黒姫(東京都足立区)、孫会社である埼玉総業株式会社(埼玉県さいたま市)および広域環境開発株式会社(千葉県袖ケ浦市)で構成される黒姫グループ(4社を総称して、以下黒姫グループ)への投資を実行した。

NHCは、事業承継、カーブアウト、成長支援等のプロを多数擁する独立系PEファンド。

黒姫は、1973年に有限会社渡辺土木(土木工事業)として設立された後、産業廃棄物収集運搬業へと進出。2001年に持株会社として青海を設立し、株式交換により黒姫は青海の100%子会社となった。その後、2011年に広域環境を、2014年に埼玉総業をM&Aで取得した。

黒姫グループは、産業廃棄物の中でもコンクリートガラの収集運搬と中間処分に特化した企業。首都圏のビル解体工事で発生するコンクリートガラを自社処分場へ運搬し、破砕処理を行い砕石(砂利)にし、道路工事用の再生砕石として販売をしている。

投資後は、トラックドライバーの採用強化等により、グループ全体の運搬能力を強化することでさらなる業績の向上が見込む。
(提供:日本M&Aセンター

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