ヒロセ電機、設計支援省力化機器の開発を行うエー・ディー・ディーの株式取得、子会社化へ

(画像=SergeyF/stock.adobe.com)

ヒロセ電機株式会社(6806)は、有限会社エー・ディー・ディー(岩手県盛岡市)の全株式を取得し、完全子会社化することを決定した。2023 年 4月には、エー・ディー・ディーを吸収合併する予定。

ヒロセ電機は、コネクタを製造、販売を行っている。コネクタ業界国内大手。 新たな生産技術開発拠点「東北アドバンスト・テクノロジーセンター」の設立用地として、岩手県盛岡市との間で同市道明地区の土地を取得する契約を締結した。

エー・ディー・ディーは、各種(製品/設備/管理システム)設計支援省力化機器の開発/設計および製造、電子計測機器および付帯機器の開発/設計および製造、Windowsアプリケーション/ドライバの開発を行っている。

本件M&Aにより、ヒロセ電機は、エー・ディー・ディーの人材の知見を活かして、メカトロニクスと制御の能力を最大限に引き出す。高いパフォーマンスで稼働させる生産設備の開発に取り組み、製造リードタイムの短縮と量産技術の向上を図る。

・今後の予定
2022年10月 株式取得日
2023年4月 吸収合併日

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(提供:日本M&Aセンター

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