ヤクルト本社はヒット中の宅配商品「Yakult(ヤクルト)1000」の生産体制を9月下旬から増強する。
品薄状態が続き、これまで「今秋の増強予定」としていたが、「9月下旬から」対応可能となった。
宅配商品をインターネットで申し込む「ヤクルト届けてネット」での注文については、「今しばらくお待ちいただきますようお願いいたします」としている。
なお、スーパーやコンビニなどで販売している店頭商品の「Y1000」については、7月の生産体制強化に続き、2022年内の増強に向け準備を進めているという。
ヤクルト本社初の機能性表示食品「Yakult1000」はヤクルト史上最高密度の1本(100ml)に1000億個の「乳酸菌 シロタ株」を含む、乳製品乳酸菌飲料。1本税別130円。販売チャネルはヤクルトレディによる訪問販売が主体で、関東1都6県限定で2019年に発売し、徐々に販売エリアを広げて2021年4月に全国へ拡大した。
消費者庁への届出表示は「本品には乳酸菌 シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)が含まれるので、一時的な精神的ストレスがかかる状況でのストレスをやわらげ、また、睡眠の質(眠りの深さ、すっきりとした目覚め)を高める機能があります。さらに、乳酸菌 シロタ株(L.カゼイ YIT 9029)には、腸内環境を改善する機能があることが報告されています」。
発売当初から好調な売れ行きとなり、主なターゲットである30~40代のビジネスパーソンを中心にユーザーを取り込んでいる。