名古屋電機工業、テクノホライゾンへ検査装置事業を譲渡
(画像=Pituk/stock.adobe.com)

名古屋電機工業株式会社(6797)は、テクノホライゾン株式会社(愛知県名古屋市)に対し、検査装置事業(検査装置事業部門)を譲渡することを決定した。

検査装置事業では、はんだ印刷検査装置、はんだ付け外観検査装置、半導体市場向けのX線検査装置、ICテストハンドラなどの製品を提供している。主要顧客は車載電装品や産業用機器メーカー。

名古屋電機工業は、官公庁向け各種情報装置システムおよび自動車・電子機器市場向け各種検査装置の製造販売を行っている。

テクノホライゾンは、映像機器、IT機器・サービスなどを提供する映像&IT事業、人々を補助支援するロボット制御機器の設計・製造・販売を行うロボティクス事業を行っている。

名古屋電機工業は、新型コロナウイルス感染症の影響により、検査装置事業の経営環境が悪化しており、規模を縮小して業務を継続する一方、事業の譲渡を検討していた。本件M&Aにより、自社のコアビジネスである情報装置事業に経営資源を集中する。

・今後の予定
事業譲渡実行日 2022年10月1日

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(提供:日本M&Aセンター

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