CYBERDYNE、再⽣医療等製品を開発するひろさきLIと資本業務提携締結
(画像=shurkin_son/stock.adobe.com)

CYBERDYNE株式会社(茨城県つくば市)は、ひろさきLI株式会社(⻘森県弘前市)と資本業務提携を行った。ひろさきLIに対して出資を行うと同時に、⼦会社が運営するCEJファンド(サイバニクス・エクセレンス・ジャパン1号投資事業有限責任組合)からも出資を⾏った。

CYBERDYNEは、筑波大学発のベンチャー企業。 医療福祉機器および医療福祉システムの研究開発、身体機能改善の治療機器及び治療技術の研究開発など、人・ロボ ット・情報系を融合複合した新領域「サイバニクス」を駆使した研究開発・製造・出荷を行っている。

ひろさきLIは、⾼度な細胞培養技術やコラーゲン加⼯技術をベースに⾃家細胞培養による再⽣医療等製品を開発するバイオベンチャー。⾃⼰軟⾻細胞加⼯製品「IK-01」、ヒト⽺膜基質使⽤ヒト(⾃⼰)⼝腔粘膜由来上⽪細胞シート「サクラシー」などを開発。

本件により、CYBERDYNEは、ひろさきLIの開発する「IK-01」と自社の「装着型サイボーグ HAL」を組み合わせることで、変形性膝関節症の患者に対する根治療法を⽬指す。また、「IK-01」の将来需要に備え、川崎市殿町キングスカイフロントに整備する「サイバニクス医療イノベーションベース」において、自社の細胞培養⾃動化技術により「IK-01」の安定供給体制の実現を⽀援する。
(提供:日本M&Aセンター

無料会員登録はこちら