スクウェア・エニックスHD、Embracer Group ABに海外スタジオ及び一部IPを売却
(画像=Mediteraneo/stock.adobe.com)

株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングスグループ(9684)は、Embracer Group AB(スウェーデン)と株式譲渡契約を締結し、海外スタジオおよび一部IP(知的財産)を売却することを決定した。譲渡価額は、300百万米ドル。

【異動する主な対象会社】
・CRYSTAL DYNAMICS,INC.(アメリカ・カリフォルニア州)
・EIDOS INTERACTIVE CORP.(カナダ)

【異動する主なIP(知的財産)】
・「TOMBRAIDER」シリーズ
・「Deus Ex」シリーズ
・「Thief」シリーズ
・「Legacy of Kain」シリーズ

スクウェア・エニックスHDは、ゲームを中心とするデジタルエンターテイメント事業、アミューズメント事業、出版事業、ライツ・プロパティ事業を展開している。

Embracer Groupは、世界のゲームおよびエンタテインメント市場向けにPC、コンソール、モバイル、ボードゲーム、その他の関連メディアに関する開発およびパブリッシングに携わる事業会社の親会社。

本件により、スクウェア・エニックスHDは、デジタルエンタテインメント事業領域における選択と集中を一層進めるとともに、ブロックチェーン・AI・クラウド領域への投資を推進、新規事業立ち上げの加速を目指す。また、海外パブリッシング機能の再編を行うことで、現行のガバナンス体制・レポートラインを見直し、グループ一体経営を進めていく。

・今後の予定
株式譲渡実行日 2022年7月~9月中
(提供:日本M&Aセンター

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