三井松島HD、日本カタンHDの発行済株式を取得し、子会社化へ
(画像=BillionPhotos.com/stock.adobe.com)

三井松島ホールディングス株式会社(1518)は、日本カタンホールディングス株式会社(大阪府枚方市)の発行済株式を取得し、子会社化することを決定した。議決権所有割合は、50.06%となる。
また、日本カタンHDは、子会社である日本カタン株式会社(大阪府枚方市)を吸収合併し、商号を「日本カタン株式会社」に変更する予定。

三井松島HDは、炭鉱経営および石炭販売を中心とする石炭関連事業を展開している。また、企業買収等を通じて、飲食用資材、衣料品、電子部品、事務機器、ペットフードなどの新規事業も増やしている。

日本カタンHDは、持株会社。グループの管理、運営を行っている。

日本カタンは、送変電用架線金具・配電用架線金具の製造販売、各種調査・受託試験・分析業務を行っている。

本件M&Aにより三井松島HDは、日本カタンがトップシェアを誇る「送電線用架線金具」が、今後の老朽化設備の更新等により底堅い需要が見込まれることから、本決定に至る。

・今後のスケジュール
吸収合併の効力発生日 2022年5月1日
株式譲渡実日 2022年5月9日

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(提供:日本M&Aセンター

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