東京センチュリー株式会社(8439)は、株式会社ふくおかフィナンシャルグループ(8354、FFG)と、資本業務提携を締結した。
東京センチュリーは、FFG傘下の十八総合リース株式会社(長崎県長崎市)の株式の一部取得(持分法適用関連会社化)、および十八総合リースと業務提携を行う。
取得割合は、25%。
十八総合リースは、FFGの戦略子会社としてさらなるリース事業拡大に向けて、商号をFFGリース株式会社とし、本社所在地を長崎県から福岡県へ変更する。
東京センチュリーは、金融・サービス企業。「国内リース事業分野」「国内オート事業分野」「スペシャルティ事業分野」「国際事業分野」の4つの分野で事業を展開している。
FFGは、福岡県、熊本県、長崎県を中心とした九州全域にネットワークを有する広域展開型地域金融グループ。
十八総合リースは、長崎県を中心とする株式会社十八親和銀行(長崎県長崎市)の取引先にリース・割賦などを提供している。
本提携により、東京センチュリーは、FFGと株式会社福岡銀行(福岡県福岡市)や株式会社熊本銀行(熊本県熊本市)の取引先に対し、リースを含めた多様な資金調達手段を提供していく。
FFGの強固な顧客基盤と東京センチュリーが有するリースなどの多様な金融・サービスノウハウを融合することから、シナジー創出を目指す。
また、多様な顧客ニーズへの対応ならびに持続的な地域社会の発展に貢献していく。
・今後のスケジュール
FFGリースへの商号変更および福岡県への本社所在地変更 2022年4月1日
本提携の開始 2022年4月4日
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(提供:日本M&Aセンター)