シャープ、堺ディスプレイプロダクトを再子会社化へ
(画像=Jag_cz/stock.adobe.com)

シャープ株式会社(6753)は、堺ディスプレイプロダクト株式会社(大阪府堺市、SDP)を完全子会社として復帰させることを目的として、SDPの株主であるWorld Praise Limited(サモア独立国)とSDP株式取得について協議すると発表した。

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次のメリットがあることから本決定に至る。

・テレビ事業及び業務用ディスプレイ事業において、グローバル事業拡大に取り組む上で、コスト構造上大きな割合を占める高品位パネルの安定的且つ優位性のある調達が極めて重要であること。

・今後、ディスプレイの需要は益々高まることが期待される中、当社ディスプレイデバイス事業のアプリケーションの拡大や生産能力の向上、さらには将来の競争力強化に繋がること。

・大型液晶パネル市場において大きなシェアを占める中国が米中貿易摩擦の最中にあることから、中国以外にある唯一の第10世代(マザーガラス2,880mm×3,130mm)以上の大型液晶パネル工場であるSDPは、米州市場向けのパネル供給において優位性が期待できること。
(提供:日本M&Aセンター

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