東北大学発の環境・エネルギー系スタートアップAZUL Energy株式会社(宮城県仙台市)は、水素生産用水電解システムに積極的に取り組む電気化学分野の世界的プレイヤーであるIndustrie De Nora S.p.A.(イタリア、デノラ)と資本業務提携を締結した。
AZUL Energyは、高活性の非白金系正極触媒である「AZUL触媒」の実用化を通して、脱炭素社会の実現を目指すスタートアップ。
デノラは、水素生産用水電解システムに積極的に取り組む電気化学分野の世界的プレイヤー。
本提携により、AZUL Energyは、レアメタル代替技術とデノラの水電解技術を組み合わせることで、現在高騰している貴金属価格の問題を克服し、持続可能な社会の実現を支える技術の開発を進める。
(提供:日本M&Aセンター)