凸版印刷株式会社(7911)の子会社であり、決済ソリューションとIDビジネスを推進するToppan Gravity Limited(香港、Toppan Gravity)は、新興国地域を中心に20カ国以上で運転免許証や国民IDの導入実績を持つITシステムインテグレーター、Face Technologies (Pty) Ltd(南アフリカ、Face Technologies社)を買収した。
【印刷業界のM&A】
凸版印刷は、「印刷テクノロジー」をベースに「情報コミュニケーション事業分野」、「生活・産業事業分野」および「エレクトロニクス事業分野」の3分野にわたり幅広い事業活動を展開している。
子会社のToppan Gravityは、主に政府や金融機関のニーズにフォーカスしたソリューションを提供している。
Face Technologies社は、新興国地域を中心に20か国以上で運転免許証や国民IDの導入実績を持つITシステムインテグレーター。
本件M&Aにより、凸版印刷は、トッパングループの持つデジタルソリューションや製品ポートフォリオと、Face Technologies社のシステムインテグレーションや現地に合わせた運用設計に関するノウハウを組み合わせることで、Toppan Gravityは、自社の持つ各国政府とのパートナーシップを通じ、アフリカ市場への本格参入と事業の拡大を加速する。
(提供:日本M&Aセンター)