薮中
(画像=THE OWNER編集部)


著書『PDCAプロフェッショナル』『戦略参謀』で知られる稲田氏が登壇。
ある経営学者が「トヨタの強みをタマネギの皮を剥むくようにしてほぐしていくと何もなくなってしまう」と言ったことがあります。トヨタの強みは、外からみたものがスキーム論だけで語れるものではありません。今、多くの日本企業は欧米式の経営手法を皮相的な理解で取り入れて、機能不全を起こしています。今回は、今まで語られなかった角度からトヨタの強みを解説し、日本企業が目指すべき経営の姿をお話し頂きます。また、成功する、自律的に事業を発展させる組織作りの実事例とその進め方についてもお話し頂きます。

こんな方におすすめ

  • 組織の仕組み化にお悩みの経営者。
  • 自律型組織を構築し、売上を伸ばしていきたい経営者。
  • 本当のトヨタの強みを知りたいビジネスパーソン。

内容

  • トヨタの『カイゼン』の本質。日本企業が目指すべき経営の姿。
  • 自律的に事業を発展させる組織作りの方法。
  • 株式会社ワールドを立て直した稲田氏が語る、事業をV字回復させるための秘訣とは?
  • 事業を成功に導くために経営者・経営幹部の仕事はどうあるべきか?

講師紹介

蓮⾒ 正純(はすみ・まさずみ)
稲田 将人 氏(株式会社RE-Engineering Partners 代表取締役)
早稲田大学大学院理工学研究科、米国コロンビア大学大学院コンピューターサイエンス科修了。神戸大学非常勤講師。
㈱豊田自動織機自動車事業部勤務の後、マッキンゼーアンドカンパニーを経て、その後は、㈱卑弥呼、㈱アオキインターナショナル(現Aoki HD)、㈱ロック・フィールド、日本コカ・コーラ株式会社などの大手企業の代表取締役、役員、事業/営業責任者として事業のV字回復、収益性強化などの企業改革を行う。
2008年に株式会社RE-Engineering Partners 設立。以降は企業においてトップが指名した幹部と共に事業の現状分析に着手し、幹部の指導力と問題解決力の育成と同時に事業の活性化のためのプラン、シナリオを策定。そしてトップを支える彼らを中心として改革を推進し、挑戦する文化を基本とした「組織で廻すPDCA」の定着を進め、確実な成長軌道入れの実現を基本とする。これまでに手掛けた事例は、㈱ワールドにおける低迷していた大型ブランドの再活性化など。最近の事例では創業数十年で最高益を記録した企業の事例のまた長期低迷状態にあった500億円規模の企業が成長軌道入れを果たし、二年で600億円を越え、三年目はさらに組織力を高め、700億円に向かって成長中。
著書には10万部を超える「戦略参謀」シリーズ、「戦略参謀」「経営参謀」(ダイヤモンド社、文庫版は日経新聞出版社)「戦略参謀の仕事」(ダイヤモンド社)、「PDCAプロフェッショナル」(東洋経済新報社)、「PDCAマネジメント」(日経新聞出版社)がある。近著は「経営トップの仕事」 (ダイヤモンド社)。
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