信越ポリマー,昭和電工マテリアルズ,ラッピングフィルム,事業承継,株式取得,子会社化
(画像=ekaterinakebal/stock.adobe.com)

信越ポリマー株式会社(7970)は、昭和電工マテリアルズ株式会社(東京都千代田区)から新設分割により昭和電工マテリアルズの食品包装用ラッピングフィルム事業を承継する新設会社の株式の全てを取得して子会社化することを決定した。
取得価額は、3,666百万円。
本件では、昭和電工マテリアルズが対象事業を会社分割(新設分割)によって新たに設立する新設会社に承継させ、新設会社の発行済株式の全てを、昭和電工マテリアルズから信越ポリマーが取得するものとする。

化学製品製造(製薬・トイレタリー除く)業界のM&A

信越ポリマーは、塩化ビニル樹脂やシリコーンゴムの加工をコア技術として、電気・電子機器や半導体関連製品から建設関連製品にいたるまで、多彩な製品を提供している。

昭和電工マテリアルズは、機能材料、先端部品・システムの製造・販売事業を行っている。

本件M&Aにより、信越ポリマーは、塩化ビニル小巻ラップ国内市場での高いシェアを獲得し、業界内において競争力の向上を図る。
また、信越ポリマーの食品包装用ラッピングフィルム事業と対象事業での生産の最適化・効率化による生産コストの低減等による収益力の向上を目指す。

・今後のスケジュール
会社分割による新設会社の設立日 2021年8月2日
株式譲渡実行日 2021年8月2日
(提供:日本M&Aセンター

無料会員登録はこちら

関連タグ