B-Rサーティワン アイスクリームは4月1日、ブランドリニューアルをし、ロゴやパッケージの刷新などを実施した。
同社は「サーティワンからアイスクリームが無くなります。」のキャッチコピーのもと、プレスリリースを発信。リリースには「商品は無くなりませんのでご安心ください」などときちんと併記されており、発信日が4月1日エイプリルフールであることからも、ちょっとしたジョークであったとうかがえる。
日本において“サーティワン”=“サーティワン アイスクリーム”と認識されているが、新ロゴでは、旧ロゴの文字「サーティワンアイスクリーム」から、「アイスクリーム」をなくした「サーティワン」を使用し、よりシンプルに見やすくした。また、旧ロゴと比べて「Baskin Robbins」の比率を小さくし、「サーティワン」の文字もピンクから青に変更したことで、中心のピンク色の「31」がより際立つデザインとなった。サーティワンのフレーバーの多様さを、今まで以上に伝えたいという想いを込めているという。
〈「ポッピングシャワー」「チョップドチョコレート」など各フレーバーのロゴも登場〉 サーティワンでは今回のロゴリニューアルにあわせ、それぞれのフレーバーをイメージしたロゴも作成。「ポッピングシャワー」や「チョップドチョコレート」をはじめ、フレーバーの個性が表現されたかわいらしいロゴとなっている。
パッケージのリニューアルでは、コーンスリーブ(コーンを覆う紙)やカップ、手提げ袋などのデザインを刷新した。これまでピンク色の1種類のみだったコーンスリーブとカップのデザインを、ピンクとブルーの2色で展開。ハンドパックのパッケージは、フレーバーをイメージしたロゴが並んだデザイン。
〈2つのコンセプトの新デザイン店舗がオープン〉 また、ブランドリニューアルにあわせ、新デザインの店舗がオープンする。木目を基調とした優しい雰囲気の「MOMENT」と、ロゴカラーのブルーをアクセントに先進性を打ち出した「Flavor 1st(F1)」の2つのコンセプト店舗。「MOMENT」は、「目黒店(本社1Fへ移設OPEN)」「東京スカイツリータウン・ソラマチ店」に導入予定のほか、4月下旬から一部店舗でテスト導入する。「Flavor 1st(F1)」は、「池袋サンシャインシティアルタ店」に導入予定のほか、5月中旬から一部店舗でテスト導入。
さらに、B-Rサーティワン アイスクリームは、ブランドリニューアルにあわせて、新しいテイクアウト商品「バラエティボックス」を発売した。さまざまなシーンにあわせ、好きな味を持ち帰って、複数人で楽しめる商品。これまで販売していた「バラエティパック」をリニューアルし、4コ・6コ・8コ・12コ入りの4サイズ展開とすることで、利便性が向上し、個数が増えるほど割安に楽しめるラインナップとなった。1個ずつカップに入っているため、冷凍庫でも保存しやすいという。各サイズの価格は以下の通り。
〈サーティワン「バラエティボックス」概要〉 価格はすべて税込。また、店舗によって価格が異なる場合がある。
◆スモール 4個 参考価格 1,120円 6個 参考価格 1,540円(シングルカップ6個と比較して、0.5個分お得) 8個 参考価格 1,960円(シングルカップ8個と比較して、1個分お得) 12個 参考価格 2,800円(シングルカップ12個と比較して、2個分お得)
◆レギュラー 4個 参考価格 1,560円 6個 参考価格 2,140円(シングルカップ6個と比較して、0.5個分お得) 8個 参考価格 2,730円(シングルカップ8個と比較して、1個分お得) 12個 参考価格 3,900円(シングルカップ12個と比較して、2個分お得)
なお、4月のサーティワンは「小倉トースト」など喫茶店のスイーツやドリンクのようなフレーバーを、“なんだかちょっと懐かしいニューレトロ気分を味わえる”「喫茶フレーバーズ」として提案している。
サーティワンは今回のブランドリニューアルに際し、「お客様へもっと幸せをお届けするお店へ生まれ変わります」としている。新しくなったサーティワンのチャレンジに、引き続き注目していきたい。