スマートくらレストラン1号店「くら寿司 東村山店」
(画像=スマートくらレストラン1号店「くら寿司 東村山店」)

くら寿司は11月17日、入店から退店まで店員と対面しない“非接触型サービス”を標準装備した、くら寿司の新スタンダード店舗1号店となる「くら寿司 東村山店」をオープンした。

くら寿司はこれまでも、新型コロナウイルス感染症の拡大防止を目的に、様々な施策を導入してきた。10月には、「池袋サンシャイン60通り店」と「なんば日本橋店」に特殊センサーを備えて画面に触れずに操作できるセルフレジなどを先行導入した。これにより、大手外食チェーンで初めて、入店から退店まで店員と対面せずにサービスの提供が可能となる「非接触型サービス」が完成した。

スマートくら1号店「くら寿司 東村山店」内観
(画像=スマートくら1号店「くら寿司 東村山店」内観)

〈関連記事〉くら寿司“完全非接触”サービス開始、受付案内機・セルフレジはタッチレス、「池袋サンシャイン60通り店」などに先行導入

今回オープンした「東村山店」は、この“非接触型サービス”を標準装備し、テーブル上もコンパクトかつスッキリさせた、今後のくら寿司のスタンダードとなる「スマートくらレストラン」1号店となる。くら寿司は今後、新たに出店する店舗はタッチレスの受付案内機・セルフレジを標準装備し、既存店舗は順次改装を進め、2021年12月末までに全店導入を予定している。

「くら寿司 東村山店」のオープン当日、“非接触型サービス”の入店から退店までの一連の流れを体験してきた。

入店すると、受付案内機による「セルフ案内」で受付。指の動きを認識できる特殊センサーを搭載しているため、画面から数cm離れた位置で反応し、画面に触れることなく操作できた。

画面に触れずに操作できる案内機(くら寿司 東村山店)
(画像=画面に触れずに操作できる案内機(くら寿司 東村山店))

店員・機械ともに非接触のまま、発券されたレシートに記載された番号のテーブルへ向かう。店舗のディスプレイによる案内やテーブル番号が書かれたプレートに沿って移動するため、店員の案内なしでも迷わずに席に着くことができた。

テーブル席は、従来の店舗だと各テーブルを仕切る座席背面の隙間をビニールシートでふさぐなどして飛沫感染の対策を行ってきたが、「東村山店」では隙間がなく高さのある仕切りを標準装備している。また、調味料などをテーブル下に収納することで、テーブルをすっきりさせ広々と使えるようにしている。

注文は、タッチパネルでも行えるが、自分のスマートフォンから注文する「スマホde注文」も可能だ。「スマホde注文」の連携は最大6台まで。複数人のグループでも、個々に注文ができる。自分のスマホを操作することで、ここでも店舗の機械に触れることはなかった。

テーブル上のタッチパネルは「スマホde注文」を選択しても2回画面に触れる必要がある(くら寿司 東村山店/2021年春に改修予定)
(画像=テーブル上のタッチパネルは「スマホde注文」を選択しても2回画面に触れる必要がある(くら寿司 東村山店/2021年春に改修予定))

商品は、くら寿司の他店舗と同様、「抗菌寿司カバー」に入ってレーンで流される。皿を持ち上げるだけでカバーが開くので、カバーに触れることもなかった。

皿のカウントは、レーンに取り付けられたカメラと皿投入口のセンサーでダブルチェックするため、店員が枚数確認をすることもなかった。

回転レーンに搭載されたカメラで皿をカウント(くら寿司 東村山店)
(画像=回転レーンに搭載されたカメラで皿をカウント(くら寿司 東村山店))

会計は、「セルフレジ」に案内機で発券されたレシートのバーコードを読ませて行う。受付案内機と同様のセンサーを搭載しており、画面に触れずに操作できる。支払いは現金のほか、クレジットカード決済、QRコード決済に対応している。ここでも、店員や機械と接触することはない。

以上で、店員とは完全非接触のまま、入店から退店までの流れが完結した。

画面に触れることなく操作できる「セルフレジ」(くら寿司 東村山店)
(画像=画面に触れることなく操作できる「セルフレジ」(くら寿司 東村山店))

ただし、現時点ではテーブル上のタッチパネルがタッチレス化に対応しておらず、「スマホde注文」を選択したとしても、最低2回は触れる必要がある。テーブル上の皿をすべて投入口に投入した後の「投入完了」ボタンを押す際と、会計金額の表示確認後に「お会計」ボタンを押す際。この“機器との接触”については、「スマホde注文」で完結するよう2021年春に改修を予定しており、改修が完了すれば、定員と機械の双方と完全非接触が完成する。

くら寿司広報は、「コロナ禍の今“非接触”という点に注目が集まるが、一連の非接触サービス導入によって、店員が困っている利用客への目配りに割く時間が増えるなど接客の強化や、利用客の待ち時間減少にもつながる」と話す。

つまり「スマートくらレストラン」は感染症対策を徹底し、案内や会計を自動化することで、利用客は待つことなく快適に利用することができる。くら寿司はこうした店舗のあり方を「スマートくらレストラン」と位置付け、今後のくら寿司のスタンダードとして推進していく考えだ。

〈「スマートくらレストラン」直近のオープンスケジュール〉
・「くら寿司 東金店」11月19日プレオープン、11月24日グランドオープン
・「くら寿司 吉祥寺店」11月26日プレオープン、11月30日グランドオープン
・「くら寿司 甲子園店」関西1号店、12月1日プレオープン、12月7日グランドオープン
・「くら寿司 名古屋志段味店」12月10日プレオープン、12月14日グランドオープン

〈「くら寿司 東村山店」店舗概要〉
◆住所
〒189-0003 東京都東村山市久米川町5丁目3-1

◆営業時間
・11月17日~11月23日
12:00~22:00(ラストオーダー 21:30)

・11月24日以降
通常営業11:00~23:00(ラストオーダー 22:30)

◆駐車場
98台

◆座席数
199席(ボックス33席、カウンター7席)