はじめに
キャリアも充実し、お金にもそこそこ余裕がでてきたという世代は、資産運用を本格化させる時期なのではないだろうか。その時自分のお金をどう老後のために増やしていくかという点だけに焦点が当たりがちである。
しかし、子どもの教育に関心を持ち、そこに投資することが実は一番の資産運用だということを知っている人は、一番の知恵者であるといえる。そして少なくとも富裕層はそう考えているようだ。
彼らが「子供の教育」を重視するのは、子どものためでもあり、自分の築いたものを後世に受け継ぐためでもある。グローバル化がますます進む中、これからの時代を生き抜くためには、子どもにどのような教育を受けさせればいいのだろうか?富裕層の子どもの教育動向や、海外の教育事情をまとめてみた。