株式会社モリサワ(大阪府大阪市)は、100%子会社である有限会社字游工房(東京都新宿区)を吸収合併することを発表した。

モリサワは、フォント事業(デジタルフォントの開発・販売・年間ライセンス契約等)、ソフトウェア事業(多言語ユニバーサル情報配信ツールなどの開発・販売)、ソリューション事業を行っている。

字游工房は、2019年3月にモリサワの子会社となり、モリサワグループの一員として「写研改刻フォント」などの共同開発を行っている。

目的

フォント市場を取り巻く急速な環境の変化やグローバル化に対応するため、迅速にかつ多様なフォント製品を市場に提供することを目的とする。

「游明朝体」「游ゴシック体」をはじめとする書体開発を手がけ、多くのユーザーに支持されている字游工房のブランドを継承し、両社がこれまで培ってきた開発力を融合させる。

日程

合併期日:2025年11月1日