ブックオフグループホールディングス株式会社(9278)は、子会社のブックオフコーポレーション株式会社(神奈川県相模原市)が、カザフスタンにおいてリユース店舗事業を展開するために設立した合弁契約を解消し、合弁会社であるJ&K TRADING LLC(カザフスタン)に対する参加資本を、合弁相手先のKAZ AGRO PROJECT(カザフスタン)へ譲渡することを決定した。

ブックオフグループは、成長期待事業である海外事業において、日本国内で販売機会に恵まれなかった商材を現地で販売するリユース店舗「Jalan Jalan Japan」を2033年5月期に100店舗まで展開する構想を打ち出している。

J&K TRADINGは、カザフスタンにおいてリユース店舗事業を展開するために設立。リユース製品の輸出入及び販売を行っている。

合弁解消の理由

ブックオフグループは、カザフスタンにおける多店舗展開を目的として、現地企業との合弁により現地法人を設立し、直営店を4店舗出店したが、現地法人の事業環境の変化等に伴い、資本関係の継続が中長期的な出店拡大においては最適でないと判断。

本合弁解消は、同国におけるリユース店舗事業の撤退を意味するものではなく、リスクを最小化し、加盟店ビジネスとしてより柔軟で迅速な意思決定のもとで出店を加速する体制への転換を意図するものとしている。

合弁解消の内容

ブックオフコーポレーション出資持分(資本金に対する割合55%)を、KAZ AGRO PROJECTへ全て譲渡 ※譲渡価格は、非公開。

日程

合弁解消契約の締結日:2025年6月24日(予定) 合弁契約の解消及び参加資本の譲渡実行日:2025年6月24日(予定)