
茨城県八千代町が発行したデジタル住民票NFT「無限フルーツチケット」が、販売開始からわずか6日で予定枚数1,000枚すべて完売しました。
販売は日本円だけで購入できるNFTマーケット「HEXA」で5月30日にスタートし、6月4日に在庫が終了。
購入者788人は町のデジタルコミュニティに参加し、今後の地方創生プロジェクトに関わることになります。
無限フルーツチケットとは

引用:プレスリリース
無限フルーツチケットは、毎年1回1,000円相当のメロンや梨など季節の農産物を“無期限”で受け取れる特典付きNFTです。
決済はクレジットカードのみで、購入者は町を訪れて引換を行う必要があるため、実際の誘客効果も見込まれています。
概要
・決済通貨・方法 日本円、クレジットカード ・転売場所 NFTマーケットプレイス「HEXA(ヘキサ)」 ・商品ページ https://nft.hexanft.com/users/ey2S9AElqcUyiR/issued |
早期完売の背景
発売直後からSNSで話題が拡散し、物価高対策と地方創生を組み合わせたユニークさが支持を集めました。広告費をかけずに関係人口を創出できた点も町にとって大きな成果です。
6月2日の引換初日には早速メロンを受け取った購入者も現れ、現地の盛り上がりが可視化されました。

引用:プレスリリース
転売収益も町の応援に
チケットは二次流通が可能で、転売額の一部が町の継続収入となる仕組みです。
これまでに1枚あたり最高20,000円で取引されており、転売によっても町を支援できる“応援経済圏”が形成されています。