荏原実業株式会社(6328)は、同社の計測器・医療本部におけるオゾン関連機器および医療機器に関する事業を吸収分割により、完全子会社である荏原実業テクノロジーズ株式会社(神奈川県川崎市)に承継させることを決定した。
荏原実業を吸収分割会社とし、荏原実業テクノロジーズを吸収分割承継会社とする吸収分割方式。
荏原実業は、環境関連機器・サービスの製造販売、エンジニアリングおよび機器卸売事業を行っている。 荏原実業テクノロジーズは、計測機器・医療機器の製造販売を行っている。
背景・目的
荏原実業の計測機器、医療機器の製造販売事業を展開する計測器・医療本部は、メーカー事業セグメント内で重要な位置を占めている。
荏原実業は、2025年2月に公表した中期経営計画で、同事業においては採算性の改善と、市場環境の変化に対応した事業の最適化を方針として掲げていた。
本会社分割は、その方針に基づき、市場の変化にもとづく戦略策定・推進を機動的に行うための体制を整備し、事業の効率化・収益性の最大化をグループ全体で実現するための組織再編を目的として実施する。
分割する事業の内容
オゾン関連機器その他の計測・分析機器および医療機器に関する事業 (官公庁向け業務の一部を行う部門を除く)
日程
吸収分割契約締結日:2025年5月20日 本会社分割の効力発生日:2025年7月1日(予定)