メドピア株式会社(6095)は、マネジメント・バイアウト(MBO)の実施を発表した。
メドピアの創業者であり取締役会長である石見陽氏が、代表取締役を務めるNMT株式会社(東京都千代田区)が、公開買付け(TOB)によりメドピアの株券等を取得する。
一連の手続きが完了すれば、メドピア株式は上場廃止となる見通し。
メドピアグループは、医師向けコミュニティサービスを中心とした「医師プラットフォーム事業」、製薬会社等へのBPO事業を行う「マーケティング支援事業」、医療機関・医療現場の業務効率化をサポートする「医療機関支援プラットフォーム事業」を展開している。
目的
NMTは、メドピアを非公開化し、中核事業である医療PF事業の急速な変化に対応するため、中長期的に企業価値向上につながる経営体制の構築を図る。
具体的には、医師PF事業のコンテンツ拡充・会員基盤強化、営業体制強化・グループシナジーの追求、医療機関支援PF事業を起点とした医療ビッグデータ分析市場への進出を実施する方針。
買付予定の株券等の数
株券等の種類 | 買付予定数 | 買付予定数の下限 | 買付予定数の上限 |
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普通株式 | 18,954,524(株) | 11,262,835(株) | ―(株) |