芙蓉総合リース、DBJと共同で物流機器販売のワコーパレットの株式を取得 子会社化へ

芙蓉総合リース株式会社(8424)は、 株式会社日本政策投資銀行(東京都千代田区、以下:DBJ)と共同で、オリックス株式会社(8591)から、株式会社ワコーパレット(大阪府大阪市)の株式取得に関す株式譲渡契約書を締結し、連結子会社化することを決定した。

芙蓉総合リースは、法人向けリース・ファイナンスサービスの提供、不動産・航空機・エネルギー環境・BPO/ICTなどの事業分野における各種ソリューションの提供を行っている。
ワコーパレットは、物流機器の販売・レンタル事業を行っている。

背景・目的

芙蓉総合リースは、「モビリティ物流」を経営資源を集中する成長ドライバーのひとつに位置付け、車両領域と物流領域を中心に独自の技術やノウハウを持つパートナーとの連携による、ワンストップ型ソリューションを国内外で展開することにより、ビジネス領域の拡大と新たな価値創造に取り組んでいる。

芙蓉総合リースが発行済み株式の51%、DBJが同49%の株式を取得し、DBJが政府系金融機関としての幅広いネットワークと高度なコンサルティング機能を提供することで、芙蓉総合リースとDBJの2社共同でワコーパレットの事業拡大を支援し、企業価値の持続的な向上を目指す。

尚、DBJによる本件出資は、民間による成長資金の供給促進や企業の競争力強化や地域活性化の観点から、成長資金の供給を時限的・集中的に実施することを企図した 「特定投資業務」として実施されるもの。

株式の状況

異動前の所有株式数 0株(議決権の数:0個)(議決権所有割合:0%)
取得株式数 2,448,000株(議決権の数:2,448,000個)
取得価額 守秘義務により非開示
異動後の所有株式数 2,448,000株(議決権の数:2,448,000個)(議決権所有割合:51.0%)

日程

株式譲渡実行日:2025年3月28日(予定)

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(提供:日本M&Aセンター

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