SMFLみらいパートナーズと自然電力、水上太陽光発電所運営の水田湖一を共同取得

三井住友ファイナンス&リース株式会社(東京都千代田区、以下:SMFL)の戦略子会社であるSMFLみらいパートナーズ株式会社(東京都千代田区)及び自然電力株式会社(福岡県福岡市)は、水田湖一株式会社(東京都港区)を共同で取得したことを発表した。

SMFLグループは、太陽光・風力・バイオマス・水力などさまざまな再生可能エネルギー発電事業、オンサイト/オフサイト発電事業によるCO2フリー電力の供給、省エネルギー支援サービスなどの事業を展開している。

自然電力は、再生可能エネルギー施設の設置・運営のための開発、EPC(設計・調達・建設)、O&M(運営・保守)、アセットマネジメント事業、環境価値の創出・販売、コーポレートPPAを通じた再エネ電力の長期供給等をはじめとする脱炭素ソリューションを提供している。

水田湖一は、フランスの水上太陽光発電設備の架台メーカーであるシエルテールグループが所有する、稼働済み水上太陽光発電所12箇所を運営している。

背景・目的

水田湖一が運営する発電所は、水上設置型の太陽光発電所で、農業用のため池に設置している特徴がある。

四国地方6箇所、関西地方3箇所、中国地方2箇所、中部地方1箇所に発電所を有し、合計での発電容量は18,614kW、年間発電量は約2,184万kWh(一般家庭約5,200世帯分の年間電力消費量に相当)となる。

SMFLみらいパートナーズは、2024年9月末時点で864MWの太陽光発電所を所有しており、自然電力は、国内で累計1GW以上の再生可能エネルギー開発に携わるとともに、海外10の国と地域で開発を進めている。

SMFLみらいパートナーズと自然電力は、両社が培ってきた再生可能エネルギーに関する知見を活用することで、水田湖一の取得に至った。水上太陽光発電事業を拡大し、カーボンニュートラルの実現に貢献していく。

尚、両社ともに、水上太陽光発電所の取得は初めてとなる。
(提供:日本M&Aセンター

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