メドレー、在宅医療機関・介護事業者向け経営サポート子会社のメディパスを売却

株式会社メドレー(4480)は、同社の連結子会社である株式会社メディパス(東京都目黒区)の発行済株式の全てを、株式会社メディパスホールディングス(東京都世田谷区)に譲渡することについて決議した。これに伴い、メディパス社はメドレーの連結子会社から除外される。

メドレーは、人材プラットフォーム事業、医療プラットフォーム事業を行っている。 メディパスは、在宅医療機関・介護事業者向け経営サポート等を行っている。

株式譲渡の理由

メドレーは、オンライン研修システム事業の取得を目的として、2021年3月にメディパス社を子会社化。その後、同社のオンライン研修システム事業は、同社に事業移管し、取得時より売上高CAGR(年平均成長率)49%で成長を続けている。

一方、在宅医療機関・介護事業者向け経営サポート事業を営むメディパス社も安定的な業績の継続をしていたが、子会社化後3年間、追加投資を実施しない状態が続いていた。

メドレーは、グループにおけるメディパス社の経営サポート事業をノンコアと位置づけ、MBO方式による本件実行が双方にとって最善であると判断。メディパス社の代表取締役である小田弘氏が本年に新設し、その発行済株式の全てを所有する株式会社メディパスホールディングスに対し、メディパス社の全株式を譲渡することにした。

譲渡株式数、譲渡価額及び譲渡前後の所有株式の状況

(1)異動前の所有株式数:320,000株(議決権所有割合:100.0%)
(2)譲渡株式数:320,000株
(3)譲渡価額:928百万円
(4)異動後の所有株式数:0株(議決権所有割合:0.0%)

日程

(1)取締役会決議日:2024年11月20日
(2)契約締結日:2024年11月21日(予定)
(3)株式譲渡実行日:2025年1月6日(予定)

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(提供:日本M&Aセンター

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