アドバンテッジリスクマネジメント、OKRクラウド「Resily」の開発販売の子会社Resilyを吸収合併へ

株式会社アドバンテッジリスクマネジメント(8769)は、完全子会社であるResily株式会社(東京都目黒区)を吸収合併すること、及び本合併に先立ち、アドバンテッジリスクマネジメントがResilyに対して有する債権の一部を放棄することを決定した。

アドバンテッジリスクマネジメントを存続会社とする吸収合併方式で、Resilyは解散する。

アドバンテッジリスクマネジメントは、メンタリティマネジメント事業、健康経営支援事業、LTD事業、両立支援事業、リスクファイナンシング事業を行っている。

Resilyは、OKRクラウド『Resily(リシリー)』の開発・販売、導入支援サービス等を行っている。

背景・目的

アドバンテッジリスクマネジメントは、エンゲージメント領域におけるソリューションの強化及びプロダクト開発力の強化を目的に、OKR (Objective & Key Results)という目標管理手法を活用した組織・個人のアラインメント強化ツール『Resily』をクラウドで提供するResilyの全株式を2023年7月に取得し、連結子会社化した。

子会社化後、営業・開発・マネジメント等の面で連携を強化し事業成長とグループシナジーを追求してきたが、2024年11月14日公表の「特別損失(減損損失)の計上に関するお知らせ」のとおり、新規顧客の獲得が当初の想定通りに進まないことから、事業収益力の改善も限定的となっている。

Resily事業の成長可能性を再検討するにあたって、事業の一体運営によるグループ経営の合理化と効率化ならびに経営資源の有効活用を図るため、Resilyを吸収合併することとした。

日程

取締役会決議日:2024年11月14日
合併契約締結日:2024年11月14日
効力発生日  :2025年1月1日(予定)

保険・保険代理店、保証サービス業界のM&A・事業承継の動向はこちら
(提供:日本M&Aセンター

無料会員登録はこちら