富士通、富士通アドバンストシステムズを吸収合併

富士通株式会社(6702)は、連結子会社である株式会社富士通アドバンストシステムズ(愛知県名古屋市、以下:FASYS)を吸収合併することを決定した。

富士通を存続会社とする吸収合併方式で、FASYSは解散する。

富士通は、ソフトウェア・情報処理分野・通信分野の製品の開発・製造・販売ならびにサービスの提供を行っている。

FASYSは、金融機関向けシステムの開発およびサポートを目的として1991年に設立され、近年では金融機関に限定せず他業種へ事業領域を広げている。

背景・目的

富士通は、多様化する顧客ニーズへの対応や社会課題解決に向けたデジタルトランスフォーメーション(DX)、AIをはじめとしたテクノロジーの活用といった事業環境の変化に対応し、ビジネスを一層加速するため、FASYSを吸収合併することとした。

本件合併により、富士通のデリバリー機能とFASYSの持つ金融機関向けシステム開発のノウハウを集約し、生産性向上を図るとともに、金融機関向けビジネス全体の拡大、顧客への提供価値向上へと繋げていく。

日程

取締役会決議日(富士通) :2024年10月31日
本件合併契約締結日    :2024年10月31日
本件合併の効力発生日   :2025 年4月1日(予定)

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(提供:日本M&Aセンター

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