日本製鉄、傘下の日鉄ステンレスを吸収合併

日本製鉄株式会社(5401)は、完全子会社である日鉄ステンレス株式会社(東京都千代田区)を吸収合併することを決定した。

日本製鉄を存続会社、日鉄ステンレスを消滅会社とする吸収合併方式とし、合併と同時に、日鉄ステンレスは解散する。

日本製鉄は、製鉄、エンジニアリング、ケミカル&マテリアル、システムソリューションの各事業を行っている。

日鉄ステンレスは、ステンレス鋼の製造・販売を行っている。

背景・目的

日鉄ステンレスは、ステンレス鋼板事業に特化した事業規模を活かし、スピーディかつ効率的な組織・運営体制のもとで、営業・品質・コスト・商品開発等を強化するとともに、スリムで強靭な生産設備体制の構築を図るなど、ステンレス鋼板固有の事業環境に根差した課題への対処を実行し、安定した収益基盤を確立したきた。

一方で、今後の人口減少や自動車電動化等による国内需要の減少、アジア市場における過剰供給能力問題の長期化等、ステンレス鋼板事業を取り巻く環境も変化している中、従来にも増して高度化・多様化する経営課題に的確に対応していくために、日本製鉄は日鉄ステンレスを吸収合併することとした。

日程

取締役会決議日     :2024年10月11日
合併契約書締結日    :2024年10月11日
実施予定日(効力発生日):2025年4月1日

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(提供:日本M&Aセンター

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