住友電気工業、子会社でCATV・通信キャリア向け機器修理保守のブロードネットマックスを吸収合併

住友電気工業株式会社(5802)は、100%子会社である株式会社ブロードネットマックス(東京都港区、以下:BNMUX)を吸収合併することを決定した。

住友電気工業を存続会社とする吸収合併方式で、BNMUXは解散する。

住友電気工業は、環境エネルギー関連事業、情報通信関連事業、自動車関連事業、エレクトロニクス関連事業、産業素材関連事業 等を行っている。

BNMUXは、CATV局および通信キャリア向けに機器の修理や保守サービス関連事業を行っている。

背景・目的

BNMUXは、2015年には住友電工ネットワークス株式会社から通信キャリア向け保守サービス事業を譲受け、保守専門会社として約10年運営してきた。

昨今、通信・放送サービスが多様化・高度化する中、保守においても対象製品に関する高い技術が求められ、またAIを活用した故障予知等の予防保守ニーズも高まっている。

合併により、製品開発部門と連携した保守サービスを実現し、顧客満足の向上および事業全体の競争力強化を図る。

対象製品を所管する住友電気工業のブロードネットワークス事業部において、開発から保守までの一体運営を実現するとともに、工事施工部門との連携による顧客サポート体制の効率化も目指す。

日程

取締役会決議日:2024年9月26日

契約締結日  :2024年9月26日

効力発生日  :2025年4月1日

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(提供:日本M&Aセンター

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