協和キリン、中国孫会社の出資持分を譲渡へ

協和キリン株式会社(4151)は、連結子会社であるKyowa Kirin Asia Pacific Pte. Ltd. (シンガポール)が保有する協和麒麟(中国)製薬有限公司(中国上海市)の出資持分について、Hong Kong WinHealth Pharma Group Co. Limited(香港、以下「WH」)」に譲渡すると発表した。

協和キリンは、医療用医薬品の研究・開発・製造・販売および輸出入等を行っている。

協和麒麟(中国)製薬は、医療用医薬品の開発・ 製造・販売を行っている。

WHは、医療用医薬品の販売を行っている。

目的

協和キリンは、今後の成長戦略を検討する中で、欧州においては既にエスタブリッシュト医薬品ビジネスについて、パートナーと合弁提携を2023年から進めてきた。

今回、中国をはじめとするアジア地域においても、エスタブリッシュト医薬品を含む協和キリンの製品をライセンスして、パートナーによる販売活動をおこなうことが協和キリンの持続的成長につながると判断した。

また、 グローバル製品についても、地域の特性に応じて最適な販売体制を検討する中で、アジアの一部の国については 、パートナーにライセンスすることが適切と判断した。

日程

株式譲渡実行日:2024年9月30日(予定)

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(提供:日本M&Aセンター

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