ヤマハ発動機、子会社のヤマハモーターエレクトロニクスを吸収合併へ

ヤマハ発動機株式会社(7272)は、完全子会社のヤマハモーターエレクトロニクス株式会社(静岡県周智郡、以下「YEJP」)を合併すること決定した。ヤマハ発動機を存続会社とする吸収合併方式で、YEJPは効力発生日をもって解散する。

ヤマハ発動機は、輸送用機器等の製造及び販売を行っている。

YEJPは、輸送用機器等の電装品の開発・製造・販売を行っている。

背景・目的

ヤマハ発動機は、機能モジュール単位での技術先鋭化や競争力強化を目指し、子会社としての独立採算による経営管理を推進してきたが、技術・機能の分散による連携の難しさについて課題があった。

また、脱炭素に向けた市場環境変化や技術革新の迅速性と複雑性が増す中で、高度かつ迅速な製品開発とモノ創りが求められていることを認識していた。

このような背景から、成長事業領域のひとつである電動アシスト自転車事業の拡大、新規事業領域の新しいモビリティの研究・開発、コア事業領域の二輪車や船外機の電動化を加速するため、YEJP吸収合併の決定に至った。

日程

合併決議承認取締役会:2024年7月24日

合併契約締結日   :2024年7月25日(予定)

効力発生日     :2025年1月1日

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(提供:日本M&Aセンター

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