株式会社大和証券グループ本社(8601)の子会社である大和フード&アグリ株式会社(東京都千代田区、DFA)は、株式会社平洲農園(山形県東置賜郡)に資本参加し、カゴメ株式会社(2811)との連携のもと、トマト生産ビジネスに参入することを決定した。
大和証券グループ本社は、証券ビジネスを核としながら、外部ネットワーク、周辺ビジネスの拡大・強化によるハイブリッド型総合証券グループを目指している。
大和フード&アグリは、大和証券グループ本社の100%子会社で、農業やそれに付随するビジネスに関する投資、運営、管理を主に行っている。2019年4月より熊本県菊池郡においてベビーリーフ栽培に供する設備を取得し、現地パートナー企業との協働によりベビーリーフ生産ビジネスに参入。農業・食料分野にリスク性資金を供給することで、農業の産業化への貢献を目指している。
平洲農園は、山形県川西町において、低コスト耐候性ハウスを用いたトマトの栽培・販売を行っている。
カゴメは、飲料、食品、調味料の大手総合メーカーで、国内で有数のトマト栽培ノウハウを有する。
本提携により、DFAは、大規模かつ効率化を追求した農業生産法人の経営に参画することで、日本国が解決に向けて取り組むべき社会課題の一つである農業の活性化を図る。
(提供:日本M&Aセンター)