きもの専門店やまとが展開するブランド「きものやまと」は、今年夏の新作オリジナル振袖コレクションを、全国のきものやまと店舗および、やまとオンラインストアで取り扱いを開始する。
「きものやまと」は、振袖を「大切な節目にあるきもの」とし、人生や世代という永い時間軸の中で、愛し楽しんでほしいと願いを込めて、ものづくりを行ってきた。その中で、振袖と共に過ごす喜びや幸せを「人生にいつもあるもの」になぞらえ、柄の配置やモチーフに意味を持たせた7つのシリーズを設け、着る方の喜びや幸せを願ったデザインを考えている。
今年の振袖ビジュアルイメージは、「花の中のわたし」。きものやまとの振袖を着る、その方自身が花開くようなイメージでビジュアルを展開している。きものやまとにしかないオリジナル振袖を、ぜひたくさんの人に楽しんでもらいたい考え。
2022年12月から展開しているオリジナルの振袖に、新作5着が加わる。それぞれのシリーズごとの世界観を大切に、想いを込めてデザインした振袖となっている。
「舞鶴牡丹-桜色-[cono-SORA]」シリーズは、鶴や牡丹、松などの、長寿や幸せを願う吉祥文様を組み合わせ、喜びがあふれる華やかなデザインとなっている。さらに、翼を広げた2羽の鶴が向かい合う「向い鶴」の地模様が上品な光沢と共に柄を引き立てる。
「桜舞う丘で-青磁色-[cono-SORA]」シリーズは、多種多様に咲き乱れる「山桜」を下から見上げているイメージでデザインした。穏やかで柔らかな色づかいは、古の日本人が見ていた、花の形や色が様々な個性ある山桜の風景を想起させる趣がある。
「舞い揺れる扇-紺-[cono-KAZE]」シリーズは、末広がりの形状から縁起の良い吉祥文様として永く愛されてきた「檜扇(ひおうぎ)」が草花と共にはらはらと流れるように舞うデザイン。着る人の未来が広がり、良い方向に向かいますようにという願いを込めている。
「咲く、ダリア-納戸-[cono-HIKARI]」シリーズは、一輪でも存在感を放ち、「優美・気品」という花言葉を持つダリアの花をモチーフにした。色や形、大きさに様々な種類があり、それぞれが美しく咲くダリアのように、着る人の個性をより一層引き立てるすっきりとした美しいバランスにこだわった。
「香る菊テッセン-アイボリー-[cono-TSUYU]」シリーズは、菊とテッセンの花を組み合わせ、裾に向かって華やかに重なるデザイン。水の上に色とりどりの花が浮かんでいるような立体感とみずみずしさにこだわった、透明感あふれる振袖になっている。着る人の心が軽やかに弾み、明るい気持ちにさせてくれる一枚に、という想いを込めている。
「cono-SORA」は、振袖全体に柄があるデザイン。振袖を広く大きな空に見立て、振袖全体に柄を描いた。幸せや喜びで溢れますようにと願いを込めている。
「cono-KAZE」は、肩から柄がながれてくるようなデザイン。風が柔らかくモチーフを揺らすさまをイメージしている。幸せを自らの手で掴んでほしいと願いを込めている。
「cono-HIKARI」は、一輪の花が力強く咲くさまから着想を得たデザイン。着る人にパッと光が当たるような振袖になっている。大きな花を咲かせて欲しいと願いを込めた。
「cono-TSUYU」は、朝露のしっとりとする空気をイメージした、裾を中心に柄が広がるデザイン。歩くたびにモチーフが揺れる。歩んだ道にたくさんの花が咲きますようにと願いを込めている。
「cono-OTO」は、上からモチーフが舞うようなデザイン。ヒラヒラと音を立てながら幸福が舞い降りるさまをイメージしている。素晴らしいことがたくさん訪れますようにと願いを込めている。
「cono-HOSHI」は、何万光年先の輝きを今にリレーする星のように、柄が続いていくデザイン。着る人にたくさんの幸せが、永遠に続きますようにと願いを込めた。
「cono-YUKI」は、やまとレンタル無地、あるいはささやかな刺繍が施されたデザイン。一面雪景色のように輝く色合い。いつまでも相手を思う優しさを大切にしてほしいと願いを込めた。
これまでのきものやまとオリジナル振袖を、仕立上がりのレンタル「やまとレンタル」として展開している。好みに合わせて、スタイリングの組み合わせも変更できる。こだわりのスタイリングで、幅広い消費者に、きものやまとの振袖を楽しんでもらえるように。すぐに着られるセットで用意している。
[展開日]7月13日(土)