住友商事、ルーマニアの農業資材直販会社 Naturevoを完全子会社化

住友商事株式会社(8053)は、100%出資間接連結子会社のAlcedo S.R.L. (ルーマニア・ブカレスト、以下「アルチェド社」)を通じて、Naturevo S.R.L.(ルーマニア・ブカレスト、以下「ナチュレボ社」)を完全子会社化した。

住友商事は、グローバルな事業を展開している大手総合商社。

アルチェド社は、1990年に設立されたルーマニア最大の総合農業資材販売会社。

ナチュレボ社は、農業資材直販事業を展開している。

目的

住友商事は、約40年以上にわたり農薬関連ビジネスを手掛け、世界約40カ国で農業資材の輸出入・卸売業を展開している。
農業資材直販ビジネスでは、2011年にアルチェド社を買収。農家に対する技術提供から農作物の買い上げまでワンストップでサービスを提供し、欧州トップクラスの農業大国であるルーマニアで高いシェアを誇っている。

本件M&Aにより、アルチェド社は、需要拡大が見込まれる高機能肥料の商権および販売ノウハウを獲得し、事業ポートフォリオを拡充する。また、新たな顧客基盤を取り込み、業界シェアの向上を目指す。
アルチェド社が築いてきた業界知見、ネットワークと、ナチュレボ社の企画・開発力と営業力を連携させ、事業拡大を図る。

住友商事グループは、グローバルなネットワークを活用して地理的な事業基盤の拡大と商品・サービスの拡充を追求し、持続可能な農業生産による食料の安定供給に取り組んでいく。

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(提供:日本M&Aセンター

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