現場DXプラットフォーム開発のカミナシ、子会社のStatHackを吸収合併

株式会社カミナシ(東京都千代田区)は、子会社化の株式会社StatHack(東京都文京区)を、2024年6月をもって吸収合併した。この合併により、StatHackが提供するサービス『CountAI』は2024年6月17日より『カミナシ CountAI』として製品名およびロゴを変更する。

カミナシは、現場DXプラットフォーム『カミナシ』の開発及び提供をしている。これまで製造業を中心に、飲食、宿泊、物流など10,000以上の現場のDXを支援している。

StatHackは、出荷前の製品個数カウントと記録を効率化するAIツール『CountAI』の開発及び提供をしている。

合併の目的と背景

両社は2023年10月に、カミナシがStatHackの全株式を取得したことにより、グループ会社となった。

以来、StatHackが提供する『CountAI』は、鉄筋メーカーや資材レンタルなど多数の企業への導入が進み、それに伴ってAIが学習する画像数も子会社化後の4ヶ月間で4倍に増加したことで画像認識の精度が一層向上するなど、事業面・プロダクト面においても着実な成長を続けている。

また、現在もStatHackが持つ画像認識AI技術をカミナシのプロダクトに活用する検証を進めており、グループ会社としてシナジーを生かした事業活動を行ってきた。

今後、両社がさらに多くの現場の課題を解決し事業成長を加速させるためには、両社の技術や顧客基盤をこれまで以上に連携させていくことが最善であるという判断に至り、合併を決定した。

製品名およびロゴを変更について

本合併に伴い、StatHackが運営する『CountAI』の製品名および製品ロゴを2024年6月17日をもって『カミナシ CountAI』に変更し、新たにカミナシの製品ラインアップに加える。なお、サービスやサポート内容に変更はない。
(提供:日本M&Aセンター

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