旺文社子会社の旺文社ベンチャーズ、「旺文社イノベーションファンド2号投資事業有限責任組合」を10億円で設立

株式会社旺文社(東京都新宿区)は、子会社の株式会社旺文社ベンチャーズ(東京都新宿区)を通じ、国内外のEdtechスタートアップを出資対象とした旺文社イノベーションファンド2号投資事業有限責任組合(以下、2号ファンド)を、10億円で組成した。

旺文社は、教育・情報をメインとした総合出版と事業を行う。

旺文社ベンチャーズは、スタートアップ企業等への出資を行うコーポレートベンチャーファンドの運営、国内外投資先スタートアップ企業の事業支援、旺文社、提携・関連企業との協業支援、成長支援を行っている。

※Edtech:Education(教育)とTechnology(科学技術)を掛け合わせた造語。

設立の背景

旺文社は、旺文社ベンチャーズを通じ、国内外のベンチャー投資ファンドを組成し、2024年3月末までに、主にEdtech領域で事業を行っているスタートアップ16社、ファンド1社の計17社に出資を行い、出資先との事業シナジーや財務リターンの創出など、順調に運営を進めている。

これまで、出資先への経営支援、スタートアップとの共創による商品開発や販売連携、ビジネスモデルの構築などを通じ、イノベーションの推進に貢献してきたが、今後、教育業界を中心とした社会的課題のさらなる解決のため、スタートアップへの開発支援を強化し、より良い教育環境づくりを実現するため、1号ファンドに続き、2号ファンドを組成した。

これにより、学習コンテンツの制作や教育現場へのネットワークなどスタートアップ企業が抱える課題を解決し、新しい価値をよりスピーディーに創造できるようにサポートし、集まる知見を関係各社に提供、相互のビジネスの可能性を発展させる活動を行っていく。

本ファンドについて

名称  :旺文社イノベーションファンド2号投資事業有限責任組合
組成時期:2024年5月
運用総額:10億円
投資期間:5年
運用期間:10年
投資対象:
・EdTech領域全般の有望なサービスや技術を保有するスタートアップ企業
・旺文社や提携・関連企業との事業シナジーが見込める有望企業
・2号では特に以下領域に注力予定
・学校・教員の業務DX、学習データ分析、非認知能力成長支援
(提供:日本M&Aセンター

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