ソフトバンク、農業AIブレーン「e-kakashi(イーカカシ)」事業をグリーンに譲渡

ソフトバンク株式会社(9434)は、農業AIブレーン「e-kakashi(イーカカシ)」の事業を、グリーン株式会社(東京都港区)に譲渡する。

ソフトバンクは、移動通信サービス・固定通信サービス・インターネット接続サービスの提供、携帯端末の販売を行っている。

「e-kakashi」は、IoTセンサーを活用して田畑やビニールハウスなどの屋内外のほ場から収集した環境データを、植物科学の知見を取り入れたAI(人工知能)で分析することで栽培方法を提案し、農業従事者を支援するサービス。

グリーンは、露地栽培でも使える完全独立駆動のIoTセンシング機器、センサーデータと生育履歴を組み合わせた分析サービス等を提供している。

「e-kakashi」のさらなる成長を目的に、「e-kakashi」の開発および運営を担ってきたソフトバンクの社員らが独立して設立したグリーンに事業を譲渡する。

事業譲渡日となる2024年7月1日以降は、グリーンが「e-kakashi」の提供を継続。なお、ソフトバンクがグリーンの株式を保有する予定はない。

日程

事業譲渡日:2024年7月1日(予定)

通信業界のM&A・事業承継の動向はこちら
(提供:日本M&Aセンター

無料会員登録はこちら