ゼネラル・オイスター、子会社で牡蠣陸上養殖研究開発のジーオー・ファームをグッドフィールドに譲渡

株式会社ゼネラル・オイスター(3224)は、2024年5月22日開催の取締役会において、ゼネラル・オイスター連結子会社である株式会社ジーオー・ファーム(沖縄県島尻郡)の全保有株式を株式会社グッドフィールド(神奈川横浜市)に譲渡することを決議し、2024年5月22日付けで株式譲渡契約を締結した。

ゼネラル・オイスターは、牡蠣を主体とするレストラン(オイスターバー)を経営する直営店舗事業、安全性の高い牡蠣を安定供給する卸売事業、安全性の原点となる種苗生産・養殖事業を展開している。

ジーオー・ファームは、海洋深層水を活用した牡蠣の陸上養殖を研究開発している。

グッドフィールドは、株式の取得及び保有を行う。

株式譲渡の理由

ジーオー・ファームは、牡蠣の陸上養殖の量産化を目指すフェーズに入ったものの、未だ研究開発段階であって、量産化体制の構築までには至っていないことから、今後も赤字が継続し、商用化・量産化には、更なる時間と設備投資などの資金が必要となる。

また、ゼネラル・オイスターは、収益性が悪化しており、このような厳しい環境を鑑み、更なる時間と資金が必要な陸上養殖を撤退し、基盤事業の店舗事業、卸売事業へ注力し、新たな成長基軸としての再生可能エネルギー(太陽光事業)にも注力することで、経営資源を集中し、企業価値の向上を図っていく。

グッドフィールドは、ゼネラル・オイスターの創業者吉田秀則が代表を務める会社であり、新たな体制で機動的に研究開発を進めることで、早期の商用化・量産化に向けビジネスを成長できるものと判断し、本株式譲渡を行うこととした。

譲渡株式数、譲渡価額及び移動前後の所有株式の状況

(1)異動前の所有株式数:4,200株(議決権の数:4,200個)
(2)譲渡株式数    :4,200株
(3)譲渡価格     :株式会社ジーオー・ファームの普通株式 525万円
(4)異動後の所有株式数:0株(議決権の数:0個)(議決権所有割合:0%)

日程

(1)契約締結日  :2024年5月22日
(2)株式譲渡実行日:2024年7月1日(予定)
(提供:日本M&Aセンター

無料会員登録はこちら