長瀬産業株式会社(8012)は、子会社であるナガセケムテックス株式会社(大阪府大阪市)による、ナガセヴィータ株式会社(岡山県岡山市)の機能性色素事業と、福井山田化学工業株式会社(福井県坂井市)の段階的統合を決定した。
長瀬産業は、化学品、合成樹脂、電子材料、化粧品、健康食品等の輸出・輸入及び国内販売を行っている。
ナガセケムテックスは、エポキシ樹脂変性品等の高機能樹脂、フォトリソグラフィ用材料、エピクロルヒドリン誘導体、アクリルポリマー、導電塗料、殺菌・抗菌剤の製造販売を行っている。
ナガセヴィータは、食料品、医薬品原料、化粧品原料、健康食品原料、機能性色素、酵素、リン脂質の開発・製造・販売を行っている。
福井山田化学工業は、各種カラーフォーマ―(ロイコ色素)の製造、顕色剤の製造、各種受託生産を行っている。
目的
本統合は、技術の融合による開発力の強化や生産の効率化、拠点戦略の一環であるBCP対応の推進、拠点間の人財の流動化による人財育成の効率化を目的としている。
本統合を通じてNAGASEグループは、ケミカル技術を結集させ、関連事業を持続的に成長させていく狙い。