キヤノン初となるゴルフ市場向け製品として、撮影機能付きのゴルフ距離計“PowerShot GOLF”（パワーショット ゴルフ）を7月下旬から発売する。
ゴルフレーザー距離計とは、ピンフラッグなどのターゲットに赤外線レーザーを照射し、跳ね返ってきた時間の長さによって、立っている位置からターゲットまでの距離を測定できる機器とのこと。ユーザーは測定した距離に応じて、適切なクラブ選択をすることができる。キヤノンの撮影機能付きゴルフ距離計“PowerShot GOLF”は、正確な測距機能と小型・軽量ボディーを両立しながら、プレーの振り返りに活かせる静止画・動画撮影機能を搭載している。キヤノン初のゴルフ製品“PowerShot GOLF”を市場に投入することで、スコアアップを目指すゴルファーのニーズに応える。
コースの勾配を考慮した実際に打つべき距離である加減算距離を測定できるスロープ補正機能や、快適にターゲットに照準を合わせることが可能な手ブレ補正機能を搭載している。さらに、電子ビューファインダー（EVF）の採用によって、クリアな視界での円滑な測距を実現し、6倍／12倍（デジタルズーム）を切り替えることで遠くのターゲットも簡単に測距できる。ターゲットまでの正確な距離測定を実現するさまざまな機能を搭載することで、ゴルファーの適切なクラブ選択をサポートする。
正確な測距機能や静止画・動画撮影機能を搭載しながら大きさ約31mm（幅）×約91.2mm（奥行き）×約58.9mm（高さ）、質量約151g（カード含む）の小型・軽量ボディーを実現している。ズボンのポケットに収納しやすいコンパクトサイズのため、プレー中の動きを妨げることなく持ち歩くことができる。また、IPX4相当の防滴性能を搭載し、雨天時のプレー中にも使用することが可能となっている。
IPXは、「IEC（国際電気標準会議）」によって定められている保護等級とのこと。IPX4は防水等級4級を指し、すべての方向からの飛沫によっても有害な影響を受けないことを示している。また、防滴に配慮した構造だが、水滴などの侵入を完全に防ぐものではない。霧や雨天時には、レーザーが雨粒に反射して、目標物までの距離が正確に測れない場合がある。
電子ビューファインダー（EVF）からの風景と、その画面上に表示されるターゲットまでの距離情報を静止画・動画として記録することが可能とのこと。これによって、プレー後に本体やタブレット等で見返して振り返ることで、ショット前のシチュエーションを鮮明に思い出しながら、復習ができ、さらなる上達をサポートする。また、プレー中の様子やゴルフ場の風景などを撮影し、思い出として静止画・動画を残すことができる（最短撮影距離は、4m（4.4yd）。顔を検出した露出制御はできない。人物を撮影する場合は、レーザーをOFFにする）。
［小売価格］オープン価格
［発売日］7月下旬
