株式会社フォーバル(8275)は、 2024年5月1日(水)付けで、株式会社INCJ(東京都港区)をはじめとした、その他4社が保有する株式会社タニタヘルスリンク(東京都港区、以下「 THL 」)の株式を過半数取得した。
フォーバルは、次世代経営コンサルタントとして、中小・小規模企業に向けた経営の伴走型支援サービスを提供。産学官との連携により地方自治体や中小・小規模企業のDXを推進すると同時に、中小企業のESG経営への取り組みもサポートしている。
THLは、自治体や企業に向けて、地域住民や従業員の健康づくりを支援するタニタ健康プログラムの提供や、顧客のニーズに応じた様々な健康支援サービスを提供している。
株式取得の目的と展望
今回の株式取得において、THLはフォーバルグループが保有する取引先約 45,000 社へのアプローチが可能になり、 IoT 機器及び健康管理に係るシステム・アプリ、「からだカルテ」「 HealthPlanet 」「ミライフ」等の拡販だけではなく、自治体を主体とした従来の取引先に加え、一般法人(中堅・小規模企業様)への販売比率の向上が期待できる。
フォーバルは、 THLが保有する約130の自治体との関係強化により「 F Japan 」構想のさらなる促進が可能となる。また両社が親和性の高い顧客基盤を共有することで、フォーバルが提唱する「 ESG スコアリング 」 の重要テーマである健康経営サービスの共同開発と拡販も見込んでいる。
フォーバルとTHLは、経営と健康を可視化したデータベースの活用により、ともに企業と地方自治体の健康経営を推進していく。