なお、本株式交換は、京成電鉄においては会社法第796条第2項の規定に基づく簡易株式交換の手続により株主総会の承認を受けずに、 関東鉄道においては 2024年6月25日開催予定の定時株主総会における特別決議による本株式交換契約の承認を受けた上で、 2024年9月1日を効力発生日として行われる予定である。
京成電鉄は、鉄道事業を基盤としながらさまざまな事業展開を行い、1932 年7月に直営のバス事業を開始、 1933 年 11 月 には不動産業に参入、さらに 1950 年代以降は流通業やレジャー・サービス業への参入等を行い、 現在子会社 8 3 社 及び 関連会社6 社により グループを 構成している。
関東鉄道は、鉄道、自動車による地域公共交通を展開し、 現在、関東鉄道、 子会社 11 社により関東鉄道グループを構成している。
本株式交換の目的
両社は、これまでも中・長期経営計画の策定及び実行を通じて企業体質を強化する等、選ばれる企業となるための進化に向けて尽力してきた。
しかし、両社における検討の結果、将来的に不透明さのある経営環境の中で持続的な成長を実現し地域に根差した企業としての社会的責任を果たしていくためには、関東鉄道が京成電鉄株の完全子会社となることで強固な協力関係を構築し、スケールメリット、事業ノウハウ等の経営資源を活用することが、企業価値向上のためにも有益であるとの結論に至った。
本株式交換に係る割当ての内容
本株式交換に係る割当比率
京成電鉄(株式交換完全親会社):1
関東鉄道(株式交換完全子会社):0.133
本株式交換により交付する株式数
京成電鉄の普通株式 531,973 株(予定)
本株式交換の日程
定時株主総会基準日(関東鉄道) :2024年3月31日
本株式交換契約締結に係る取締役会決議日(両社) :2024年4月26日
本株式交換契約締結日(両社) :2024年4月26日
本株式交換契約承認定時株主総会開催日(関東鉄道):2024年6月25日(予定)
本株式交換の実施予定日(効力発生日) :2024年9月1日 (予定)
【鉄道・バス業界のM&A・事業承継の動向はこちら】
(提供:日本M&Aセンター)