KADOKAWA、就労継続支援事業などを手掛けるWin Graffitiを買収

株式会社KADOKAWA(9468)は、Win Graffiti株式会社(栃木県宇都宮市)の株式譲渡による株式取得を通じて、2024年4月26日、Win Graffitiを子会社化する契約を締結した。

KADOKAWAは、出版、映像、ゲーム、Webサービス、教育、ところざわサクラタウンを中心としたIP体験施設の運営など、幅広い事業を展開する総合エンターテインメント企業。

Win Graffitiは、福祉事業(就労継続支援A型事業、放課後等デイサービス事業、障がい者相談支援事業、障がい児相談支援事業、鶏卵事業)を行う。

子会社化の背景・目的

KADOKAWAグループは、鶏卵事業を中心とした高付加価値な作業に障がい者が主体的に関与できるスキームを確立しているWinGraffitiの子会社化を行うことで、事業として成立しうるサステナブルな障がい者雇用の拡充を行う。

また、本件を上場企業の障がい者雇用に対する向き合い方のモデルケースのひとつとなるよう努めるとともに、KADOKAWAグループの新たな価値創造に資する取り組みとして挑戦していく。

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(提供:日本M&Aセンター

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