2025年4月開業予定の「GLION ARENA KOBE」を運営する株式会社One Bright KOBE(兵庫県神戸市)は、MS&ADインシュアランスグループのあいおいニッセイ同和損害保険株式会社(東京都渋谷区、以下「あいおいニッセイ同和損保」)と2024年3月29日に資本業務提携契約を締結した。
背景
神戸ウォーターフロントで270度海に囲まれた次世代アリーナ「GLION ARENA KOBE」は、民設民営アリーナ創出プロジェクト「神戸アリーナプロジェクト」により、2025年4月の開業を目指している。開業後は、B.LEAGUE(プロバスケットボールリーグ)「神戸ストークス」のホームゲームが行われるほか、音楽コンサートやプロスポーツイベント、MICEなど多様なイベントの開催を予定。
One Bright KOBEは、アリーナ運営企業として国内で初めて「港湾環境整備計画」の認定を受け、「GLION ARENA KOBE」周辺の港湾緑地とアリーナの一体運営により、アリーナを基点に日常的なにぎわいを創出する神戸の新たなまちづくりを目指している。
あいおいニッセイ同和損保は、「CSV×DX」の考えのもと、デジタルを活用した社会との共通価値創造に取り組むとともに、「地域密着」を行動指針のひとつに掲げ、地域社会とともにさまざまな社会課題の解決に資する取り組みを展開している。
今般、両社は、「GLION ARENA KOBE」を基点に50年にわたる「都心・ウォーターフロントエリアの未来づくり」の実現に向け、あいおいニッセイ同和損保の地方創生取り組みのノウハウを活かしながら、神戸の新たな価値協創に取り組むため、資本業務提携契約を締結した。
新たな価値提供に向けた両社の取り組みイメージ
項目 | 内容 |
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周辺地域の活性化 | ・神戸ウォーターフロントエリアにおける集客・施設間の回遊を促進させるためのマイクロモビリティの導入による利便性向上やデジタルを活用した混雑緩和や事故防止策の検討 |
安全・安心なまちづくり | ・スポーツや音楽ライブなどの興行時に来場者が安全・安心に来場でき、場内で過ごすことができるための商品・サービスの展開や情報発信の検討 ・あいおいニッセイ同和損保が培ってきたリスクマネジメントの知見・ノウハウを活用した災害時に備えた防災・減災に向けた共同施策の検討 |
(提供:日本M&Aセンター)