トライデントシーフード・ジャパンは、アラスカ産スケトウダラ100%のカニカマ製品を広く伝えるべく「すけだら党」を結成した。4月17日にはトライデントシーフードメディアセミナーが行われた。
1973年に米国で創立したトライデントシーフードは、天然アラスカ産シーフードの捕獲や一次加工を手掛けている北米最大級の水産会社。原料捕獲から加工、販売までグループ一般管理している。中でも主力漁獲魚となっているのが漁獲内訳6割以上を占めるスケトウダラだ。特にアラスカでは60年前からサステナブルな漁業に力を入れており、州が管理して持続可能な漁業を実現している。
そんなトライデントシーフードの日本法人として、2001年に創立したのがトライデントシーフード・ジャパンだ。本物のアラスカ産ズワイガニのように繊維が細かくしなやかな食感を再現した「しなやカニ風味かまぼこ」や「華やカニサラダ」など100%アラスカ産スケトウダラを使った商品を展開している。
同社 第二営業部部長の堤章範氏は、スケトウダラの魅力や自社商品の将来性などについて「カニカマの原料のスケトウダラは骨から身まで全身余すことなく活用される環境にやさしい水産資源。日本での漁獲量は減少傾向にあるが、アラスカのスケトウダラ漁は毎年漁場ごとに個体数が管理されていることから持続可能性にも期待値が高まっている。世界的なカニの捕獲不足やサステナブルな漁業への需要も相まって、カニの味わいを再現したカニカマは今後も需要が高まるだろう」と語った。
そんなアラスカ産スケトウダラの魅力をもっと日本に知ってもらうべく始まったのが「すけだら党」だ。アラスカ産スケトウダラで日本中の人々に手軽でおいしく、彩りある健康生活を届けることを目的としている。米国出身のタレント、厚切りジェイソンさんをアンバサダーに起用し、特設サイトでの動画公開やSNSキャンペーンをスタートした。
メディアセミナーでは、続いて管理栄養士・料理研究家・分子栄養学カウンセラーの金丸利恵氏が登壇し、カニカマの栄養的な魅力について「高タンパクで低脂肪なカニカマは、ビタミンB群やカルシウムなどもバランスよく含んでいることも特徴。カニカマは脂質が少ないのでダイエットやボディメイクをしている人、子どもたち、さらには脂肪の消化吸収が苦手だったりタンパク質不足から筋肉や心身が衰えがちになったりする高齢者など幅広い世代に勧めたい食品」と解説した。
金丸氏によると、カニカマは卵や豆腐など他のタンパク源と組み合わせて調理するといいそうだ。またタンパク質だけを意識したレシピだとビタミンとミネラル、食物繊維などが不足するので野菜や海藻を組み合わせると栄養バランスがさらによくなるという。
金丸氏は、カニカマを使ったおすすめレシピを伝授。「レンジで作るカニカマ丼」は電子レンジだけで作れるだけでなく、カニカマから出汁が出るので顆粒出汁を使わなくてもいいという時短で材料もお手軽な一品だ。
「カニと野菜のトマトクリームスープ」も水にカニカマの旨味が溶けだすため、出汁不要で美味しいスープとして完成する。野菜だけでなく、炭水化物であるじゃがいもも入っているのでこれだけで1食がまかなえるおかずスープとなっている。
「湯かけキャベツとカニカマの粒マスタードマリネ」は、時間がないときに作りたい時短レシピ。ザルに入った千切りキャベツに熱湯をかけて作る湯かけキャベツは、茹でキャベツとも生キャベツとも違う独特の食感になり、さらに塩もみや絞りが不要に。かけたお湯を取っておき、ひじきを戻せば1つのお鍋で完結できる。あえて時間を置いておくとキャベツに味が馴染むので常備菜にもおすすめとのこと。
「魚はオメガ3を含む優秀なタンパク源だが、調理の難しさから家庭では懸念されがち。でもカニカマは扱いやすく、どんな食材とも相性がいいので食べない理由が見つからないくらい魅力的な食材。筋トレ後や夕方など血糖値が下がる時間帯に甘いものを食べると血糖値が急に上がってしまうが、カニカマを食べるとお腹もメンタルも落ち着くのでおすすめ」と最後に付け加えていた。
4月18日から22日まで、最大1万円分のえらべるPayが1000人にその場で当たるフォロー&リポストキャンペーン「届け、カニカマの魅力!すけだら党結成記念キャンペーン」が開催。そのほかにも今後は各商品パッケージの刷新、レシピ募集キャンペーンなどさまざまな企画でアラスカ産スケトウダラやカニカマの魅力を発信していくという。
すけだら党ブランドサイト=https://sukedara-party.jp/
届け、カニカマの魅力!すけだら党結成記念キャンペーン=https://twitter.com/sukedara_party