RelicとWanget、資本業務提携し「Relic XR Studio」 を設立。Apple Vision Pro等のXR Device対応アプリを開発

日本企業の新規事業開発やイノベーション創出を支援する株式会社Relicと、3DCG・メタバースコンテンツ制作を行う株式会社Wangetは、資本業務提携契約を締結し、AR/MR/VRの新規事業開発を専門に行う「Relic XR Studio」を設立。2024年4月22日より提供を開始した。

「Relic XR Studio」には、XRのプロデュースを行う株式会社x garden代表の松谷遼氏を共同責任者に迎え、今後は、Relicの新規事業開発の全フェーズ/全領域に対応する組織力と、Wangetが保有する3DCGをはじめとしたデジタルコンテンツ制作アセットを連携させ、XR領域の新規事業開発支援ソリューションやプロダクトを共同開発するとしており、まずは、Apple社が提供する空間コンピューティングヘッドセット「Apple Vision Pro」等のXR Device対応アプリを開発する。

提携背景

RelicとWanget、資本業務提携し「Relic XR Studio」 を設立。Apple Vision Pro等のXR Device対応アプリを開発

グローバル市場調査会社(Grand View Research社)によると、XRの世界市場規模は、2020年には176億7,000万米ドルに達し、さらに2021年から2028年にかけて、年平均成長率(CAGR)43.8%で拡大すると予想されており、米国テックジャイアントによる巨額の投資など世界的に注目されている。
一方、デバイスの性能面で多くの課題を有しており、一般消費者への普及は道半ばとなっているなか、「Apple Vision Pro」発売を受け、今後さらにAR/MR/VRの普及・浸透が進む可能性が見込まれている。
両社は、今回の提携を機に、人々が生活や経済活動を行うバーチャル空間や普段の生活など、独自の観点から事業を生み出す可能性を秘めている領域と考え、本領域の新規事業開発を推進する運びとなった。

「Relic XR Studio」概要

RelicとWanget、資本業務提携し「Relic XR Studio」 を設立。Apple Vision Pro等のXR Device対応アプリを開発

「Relic XR Studio」では、XR領域における新規事業をアイデア創出からプロダクト開発まで一気通貫で支援。まずはAR/MR/VR領域に着手し、Apple社が提供する空間コンピューティングヘッドセット「Apple Vision Pro」等のXR Device対応アプリを開発する。

Wangetについて

Wangetは、「人の可能性と、体験を拡張する。」をミッションに、XR・メタバースなどの世界的なバーチャルコンテンツデベロッパーを目指す会社。
主な実績として、医療領域におけるインフォームドコンセントの3DCG動画、EC商品をAR/XRで立体的に表示するコンテンツの開発、配置シュミレーションでの活用など、これまで世界中のクリエイターと連携し、動画、3DCG、AR、XRコンテンツなど、300社以上の取引と15,000 本以上のデジタルコンテンツを生産してきた。
今年3月からは、Apple Vision Pro向けの空間コンピューティングを活用したコンテンツ開発サービスを新たに開始しており、Apple Vision Proを活用したコンテンツ制作を始めている。

Relicについて

Relicは、日本企業の新規事業開発やイノベーション創出を支援する「事業共創カンパニー」として、 新規事業開発に特化したSaaS型プラットフォームを提供する「インキュベーションテック事業」、 総合的かつ一気通貫で新規事業やイノベーション創出を支援する「事業プロデュース/新規事業開発支援事業」、 スタートアップ企業への投資や大企業との共同事業/JVなどを通じてイノベーションを共創する「オープンイノベーション事業」などを展開する。
XR領域ではNTTドコモの先進技術を活用したメタコミュニケーションサービス「MetaMe®️」のサービス提供および運営実績などがある。

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関連リンク

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