特種東海製紙株式会社(3708)は、環境・リサイクル事業を営む株式会社貴藤(東京都昭島市)の持株会社である株式会社貴藤ホールディングス(東京都昭島市、以下「貴藤HD」)の発行済株式を取得し、100%子会社化した。
特種東海製紙は、産業素材、特殊素材、生活商品の三事業を中核とした製紙メーカー。
貴藤は、東京都の西部を基盤とし、主に建設系廃棄物の中間処理に精通して確固たる技術と信頼を築き、安定した業績を確立している。
株式取得の理由
特種東海製紙は第6次中期経営計画(2023年3月期〜2025年3月期)において、環境関連事業を新たなコア事業と位置づけ、経営資源を重点的に投入して事業拡大を図っている。
なかでも、資源再活用ビジネスは高度循環型社会を目指す機運の高まり等を背景に今後も持続的な成長が期待される分野であり、2020年1月に株式会社駿河サービス工業、2023年4月にはトーエイ株式会社をグループの一員として迎えるなど、第4次中期経営計画以降に当該分野へ経営資源を傾注してきた。本件もその一環として実施するものである。
特種東海製紙は貴藤との協働により、資源再活用ビジネスとの多様なシナジーが想定されるほか、互いの経営資源を融合することで両社の事業領域のさらなる拡大を見込む。
取得株式数、取得価格及び取得前後の所有株式の状況
異動前の所有株式数 0株 (議決権所有割合:0%)
取得株式数 19,470株 (議決権所有割合:100%)
取得価額 : 非開示
異動後の所有株式数 19,470株 (議決権所有割合:100%)