インテグラル株式会社(5842)はインテグラルグループ、並びに同社グループが運用・助言するファンドであるインテグラル2号投資事業有限責任組合及びIntegral Fund II (A) L.P.(以下、両ファンドを総称して「2号ファンドシリーズ」、及び当社グループと2号ファンドシリーズを総称して「インテグラル」)は、インテグラルの投資先として保有するスカイマーク株式会社(9204)の株式の全部(発行済株式総数の 5.9%)を鈴与ホールディングス株式会社(静岡県静岡市)に譲渡する株式譲渡契約を締結した。
インテグラルは、エクイティ投資、 エクイティ投資に付随する経営および財務に関するコンサルティングを行う。
鈴与ホールディングスは、金融業・コンサルティング業を行う。
株式譲渡の理由
1996 年に創業したスカイマークは、国内航空市場の規制緩和の流れの中、独立系新規航空会社として参入し、「リーズナブルな価格」「シンプル・わかりやすい商品」をコンセプトに航空輸送サービスを提供し続けてきた。
インテグラルは、2015 年の同社民事再生手続き以降、株主の1社として民事再生やコロナ禍などの困難を共に乗り越え、2022 年には同社が東京証券取引所グロース市場に上場するに至った。現在、国内23路線・12都市に就航、1日当たり約150便を運航し、定時運航率や顧客満足度でも業界トップを誇る国内第三極の航空会社である。
インテグラルは、2023年11月7日付の「スカイマーク株式会社株式の一部譲渡に関するお知らせ」に記載の通り、2023年11月に鈴与ホールディングスにスカイマーク株式の一部(発行済株式総数の 13.0%)を譲渡した。その後、インテグラルは、スカイマークの理念を尊重されている鈴与ホールディングスとの協議を重ね、今般、インテグラルが保有する株式の全部(発行済株式総数の 5.9%)を鈴与ホールディングスに譲渡する契約を締結するに至った。
日程
本契約に基づく株式譲渡は2024年3月中に実行される予定
(提供:日本M&Aセンター)