シャープ、パイオニアとの合弁会社の保有株式を同社に譲渡し合弁解消へ

シャープ株式会社 (6753)は2024年3月13日、パイオニア株式会社(6773)との合弁会社であるパイオニアデジタルデザインアンドマニュファクチャリング株式会社(東京都文京区、以下「PDDM社」)の株式をPDDM社に譲渡し、合弁を解消することとして、パイオニア社と合意した。

合弁解消の理由

シャープとパイオニアは、両社が保有する光ディスク関連の経営リソースを活用して事業を拡大すべく、2009 年6月に合弁会社としてPDDM社を設立し、以降光ディスク事業を展開してきた。

しかしながら、当該事業を取り巻く近年の市場環境変化を踏まえ、両社にて今後の事業の方向性を検討致した結果、両社がそれぞれ独自に事業を推進すべく、合弁関係を解消することとした。 なお、シャープは今後ともAV事業拡大を目指し、光ディスク事業を継続していく。

合弁解消の内容等

解消する合弁事業の内容及び方法

合弁会社 PDDM 社について、シャープが保有する株式をPDDM社に譲渡することにより、合弁を解消する。

合弁会社の概要

【名称】 パイオニアデジタルデザインアンドマニュファクチャリング株式会社
【所在地】 東京都文京区小石川5-5-5
【代表者の役職・氏名】代表取締役社長 青山 宏
【事業内容】光ディスク関連製品および部品の開発、設計、製造
【資本金】 100 百万円
【設立年月日】 2009年6月(事業開始日:同年11月)
【決算期】 3月31日
【純資産】 5,732百万円(2023年3月期)
【総資産】 7,811百万円(2023年3月期)
【出資比率】 パイオニア株式会社:66%、シャープ株式会社:34%

日 程

合弁解消日(株式譲渡日)  2024年3月31日(予定)

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(提供:日本M&Aセンター

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